BSAC JAPAN

チャールズ皇太子から、60周年を迎えたBSAC UK(英国)にメッセージが届きました。

先月26日、イギリスのバーミンガムにて、BSAC UK(英国)の総会であるBSAC Diving Conference 2013が開催されました。BSACは本年度で設立から数えて60周年を迎え、長年にわたるBSACの名誉総裁であるチャールズ皇太子よりお祝いのメッセージが届きましたのでご紹介させて頂きます。
 
■メッセージ本文
上記PDF
 
■以下メッセージ訳
 
クラレンスハウス
 
名誉総裁として、またこの権威あるクラブより5歳だけ年上の者として、BSACおよび会員の皆様に60周年のお祝いを申し上げます。BSACは設立以来、常に英国のスポーツダイビングの最前線に立ち、BSACがダイビングコミュニティに提供するトレーニングおよびサービスは非常に高く評価されてきました。タイバーは水中の世界の目であり、未来の世代のためにBSACがその保全に努めていることは大きな称賛に値します。
 
英国内外のBSACで時間と情熱を注いでいらっしゃるスタッフとボランティアの皆様に心より感謝申し上げ、また、引き続き活動してくださることを願っております。トレーニングを受け始めたばかりの若い方には、ぜひトレーニングを続けて海のすばらしさを体験していただきたいと思います。
 
ダイビングの器材やトレーニングは長年の間に進化しましたが、BSACの開拓精神と楽しさは設立当初から今日まで変わりません。私がもう少し若かった頃(来年、私の名誉総裁歴はBSACの60年の歴史のうち40年になります!)、幸運にもすばらしいダイビングに参加できました。その一つが、引き揚げ前の難破船メアリー・ローズ号へのダイビングです。ヘンリー8世の旗艦であり、英国海軍の貴重な遺産である同号を引き揚げて保存するというプロジェクトは、数百人に及ぶBSACダイバーによる発掘作業のおかげで実現したのです。これはBSACの偉大な実績のほんの一例です。
 
私の年齢で、自分がBSACダイバーであると言えることは誇りです。BSACおよび会員の皆様に、今後60年のご幸運をお祈り申し上げます。
 
安全なダイビングを!
 
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